NPO法人の当日の欠席とキャンセルへの備え|責めない設計

一般社団法人法
当日、人が来ない。担当も来ない。これは必ず起こります。

NPO法人の活動では、当日の欠席が必ず起こります。

参加者が来ない、担当が来られない、講師が遅れる。

無償で関わる人が多いほど、避けられません。

この記事では、その備え方を解説します。

POINT 結論:欠席は責める問題ではなく、備えておく前提です。一人抜けても回る人数を組み、連絡の手段と締切を先に伝えてください。来られなかった人を責めると、次から連絡すらもらえなくなります。

欠席は必ず起こる

まず、前提を変えます。

第一に、体調は急に変わります。

第二に、家庭の事情も起こります。

第三に、仕事の都合も入ります。

第四に、天候の影響もあります。

第五に、無償で関わる人ほど、優先順位が下がります。

これは、当然のことです。

第六に、責めても減りません。

起こる前提で、設計しましょう。

起こらない前提の計画が、いちばん危ういのです。

一人抜けても回る人数

いちばん基本の備えです。

第一に、必要な人数より1人か2人多く組みます。

第二に、役割を重ねて持たせます。

一人が2つを担える形です。

第三に、鍵を持つ人は複数にします。

第四に、資料を持つ人も複数にします。

第五に、代表が来られない場合も想定します。

第六に、誰か一人に依存する部分を洗い出します。

その人が来なければ止まる作業が、必ずあります。

洗い出して、二重にしましょう。

欠ける人 影響 備え
参加者 人数が減る 定員を多めに受ける
担当のボランティア 手が足りない 1〜2人多く組む
進行役 当日が回らない 副の進行役を決める
鍵を持つ人 会場に入れない 鍵を複数人が持つ
講師 中身がなくなる 代替の進め方を用意
代表 判断ができない 判断の順序を決める

連絡の手段と締切を伝える

欠席そのものより、連絡がないことが困ります。

第一に、連絡先を明記します。

第二に、当日つながる番号を伝えます。

第三に、いつまでに連絡してほしいかを伝えます。

第四に、当日でも構わないと伝えます。

第五に、理由を聞かない旨も伝えます。

連絡しにくさが、無断の欠席を生みます。

第六に、複数の手段を用意します。

電話が苦手な人も、います。

連絡さえあれば、対応できます。

欠席への備え

  • 必要な人数より1〜2人多く組んだか
  • 鍵と資料を持つ人が複数いるか
  • 副の進行役を決めたか
  • 当日つながる連絡先を伝えたか
  • 連絡の締切と手段を伝えたか
  • 参加者が少ない場合の進め方
  • 参加者が多い場合の備え
  • 中止の判断の基準と時期
  • 中止を伝える手段
  • 欠席の記録を残す様式
  • 前日に確認の連絡を送る手段

責めない

いちばん大切な姿勢です。

第一に、来られなかった人を責めないでください。

第二に、事情は本人にしか分かりません。

第三に、責めると次から連絡が来ません。

無断の欠席が、増える結果になります。

第四に、連絡をくれたことに礼を言います。

第五に、次の予定を伝えます。

第六に、来られなかったことを蒸し返しません。

無償で関わる人に、義務は課せません。

責める空気があると、人は離れます。

続けてもらうことが、いちばんの目的です。

参加者が少ないとき

来る人が想定より少ない場合です。

第一に、落胆を顔に出さないでください。

来た人は、それを感じ取ります。

第二に、進め方を切り替えます。

講義から、話し合いにする形です。

第三に、少人数だからできることを行います。

第四に、深い話が聞ける機会になります。

第五に、来た人との関係は強く残ります。

第六に、記録には人数を正確に書きます。

来た人にとっては、その日がすべてです。

数で成否を判断しないでください。

参加者が多いとき

逆の場合も、備えます。

第一に、椅子を多めに用意します。

第二に、資料も多めに刷ります。

第三に、受付の人数も増やします。

第四に、定員を超えたときの対応を決めます。

断るのか、立ち見にするのかです。

第五に、事前に案内に書いておきます。

第六に、次回の案内をその場で渡します。

断ることになった人には、特に丁寧に対応します。

来てくれたのに帰す形になるためです。

連絡先を聞いて、次に案内しましょう。

講師が来られないとき

外部に頼んでいる場合の備えです。

第一に、前日に連絡を取ります。

第二に、当日の連絡先を確認しておきます。

第三に、遅れる場合の進め方を用意します。

自己紹介や、話し合いの時間です。

第四に、資料は事前に受け取っておきます。

第五に、来られない場合の代わりも考えます。

団体の側で話せる内容を、用意しておく形です。

第六に、参加者に正直に伝えます。

第七に、日を改める判断もあります。

取り繕うより、率直に伝えるほうが伝わります。

中止の判断

開催そのものを見送る場合です。

第一に、判断の基準を先に決めます。

天候、警報、参加人数などです。

第二に、判断する人を決めます。

第三に、いつまでに決めるかも決めます。

前日の夕方、当日の朝という形です。

第四に、伝える手段を用意します。

第五に、案内に中止の連絡方法を書いておきます。

第六に、会場にも連絡します。

第七に、費用の扱いも決めておきます。

迷う時間を減らすため、基準は数字にします。

中止を伝える

決めたら、確実に届ける必要があります。

第一に、申し込んだ人全員に連絡します。

第二に、複数の手段を使います。

第三に、電話が確実です。

第四に、サイトにも掲示します。

第五に、会場にも張り紙をします。

連絡が届かず来る人が、必ずいます。

第六に、当日、会場に人を置く判断もあります。

第七に、次の予定も一緒に伝えます。

中止の連絡は、開催の案内より重要です。

記録に残す

欠席も、記録の対象です。

第一に、申し込みの数を書きます。

第二に、来た人数も書きます。

第三に、差が分かる形にします。

第四に、理由が分かれば書き添えます。

第五に、天候も記録します。

第六に、傾向を見ます。

特定の曜日や時間帯に集中するかもしれません。

第七に、次回の設計に反映します。

欠席の記録が、いちばんの改善の材料です。

担い手の欠席が続くとき

同じ人が、続けて来られない場合です。

第一に、責めないでください。

第二に、事情を聞ける関係なら聞きます。

第三に、負担が重すぎる可能性もあります。

第四に、役割を軽くする提案をします。

第五に、一度離れる選択も認めます。

第六に、戻れる形にしておきます。

第七に、名簿からすぐ外さないでください。

事情が落ち着いたら、戻る人がいます。

扉を閉めないことが、長い目で効きます。

無理をさせない設計

根本の対策です。

第一に、一人あたりの負担を減らします。

第二に、回数を無理に増やさないでください。

第三に、断れる空気を作ります。

第四に、休む期間があってもよいとします。

第五に、複数人が同じ作業をできる形にします。

第六に、代わりを頼みやすい関係を作ります。

欠席が問題になるのは、余裕がないためです。

余裕のある体制なら、欠席は問題になりません。

人数と役割の設計に、戻りましょう。

前日の確認

当日の欠席は、前日に減らせます。

第一に、前日に一言連絡します。

第二に、参加者にも、担当にも送ります。

第三に、日時と場所を再度書きます。

第四に、持ち物も添えます。

第五に、都合が悪くなった場合の連絡先も書きます。

第六に、返事は求めない形にします。

負担にすると、逆効果です。

忘れていた人が、思い出します。

短い一文で、無断の欠席は確実に減ります。

欠席の穴を当日に埋める

当日、人が足りないと分かった場合です。

第一に、まず役割を組み直します。

第二に、削れる作業を削ります。

受付の記録を簡略にする、などです。

第三に、参加者に手伝いを頼む方法もあります。

片づけなどは、快く手伝ってもらえます。

第四に、無理をして質を落とさないでください。

第五に、規模を縮めて行う判断もあります。

第六に、次回に回す部分を決めます。

全部をやり切ろうとすると、事故が起きます。

減らす判断も、当日の仕事です。

会場の予約の扱い

中止した場合の、会場の扱いです。

第一に、取り消しの期限を確認しておきます。

第二に、期限を過ぎると費用がかかる場合があります。

第三に、天候による場合の扱いも聞いておきます。

第四に、予約のときに確かめます。

第五に、取り消したら速やかに連絡します。

次に使いたい団体が、いるかもしれません。

第六に、記録も残します。

第七に、費用が生じたら報告します。

会場との関係も、次につながります。

連絡が遅い団体は、次から貸してもらいにくくなります。

予約制にするかどうか

申し込みの形も、欠席に影響します。

第一に、予約制だと人数が読めます。

第二に、一方で欠席が目立ちます。

第三に、自由参加だと読めません。

第四に、来た人数だけが記録されます。

第五に、内容によって使い分けます。

資料や食事を出すなら、予約制が要ります。

第六に、予約制でも当日参加を認める形もあります。

第七に、案内にどちらかを明記します。

曖昧だと、双方が困ります。

事前に決めて、書いておきましょう。

当日の欠席とキャンセルのまとめ

欠席は責める問題ではなく、備えておく前提です。

必要な人数より1人か2人多く組み、役割を重ねて持たせましょう。

鍵と資料を持つ人は、必ず複数にしてください。

欠席そのものより、連絡がないことが困ります。

連絡先と締切と手段を伝え、理由は聞かない旨も添えます。

来られなかった人を責めると、次から連絡すらもらえなくなります。

参加者が少ない日は、進め方を切り替えれば深い話が聞けます。

中止の基準は数字で決め、伝える手段を案内に書いておきましょう。

中止の連絡は、開催の案内より重要です。会場にも張り紙を。

申し込みの数と来た人数の差を記録すると、改善の材料になります。

予約制か自由参加かを案内に明記します。曖昧だと、双方が困ります。

前日の一言で、無断の欠席は確実に減ります。返事は求めない形で。

当日に人が足りないなら、役割を組み直し、削れる作業を削ります。

会場の取り消しの期限と費用の扱いは、予約のときに確かめておきましょう。

欠席が問題になるのは余裕がないためです。人数と役割の設計に戻りましょう。

よくある質問

Q. 欠席が多くて困る

A. 責めても減りません。無償で関わる人ほど優先順位は下がります。起こる前提で、必要な人数より1〜2人多く組み、役割を重ねて持たせてください。

Q. 無断の欠席が多い

A. 連絡しにくさが原因の場合があります。当日つながる連絡先を伝え、締切と手段を複数用意し、理由は聞かない旨も伝えてください。連絡さえあれば対応できます。

Q. 来られなかった人にどう接する?

A. 責めないでください。連絡をくれたことに礼を言い、次の予定を伝え、蒸し返しません。責める空気があると、人は離れます。

Q. 参加者が少なかったら?

A. 落胆を顔に出さないでください。来た人が感じ取ります。講義から話し合いに切り替えれば、深い話が聞けます。来た人にとっては、その日がすべてです。

Q. 中止はどう決める?

A. 天候や参加人数など基準を数字で先に決め、判断する人と決める時期(前日の夕方など)も決めます。伝える手段を、案内に必ず書いておきましょう。

Q. 中止をどう伝える?

A. 申し込んだ人全員に、複数の手段で連絡します。電話が確実です。サイトに掲示し、会場にも張り紙を。連絡が届かず来る人が必ずいます。

Q. 同じ人が続けて休む

A. 事情を聞ける関係なら聞き、負担が重いなら役割を軽くします。一度離れる選択も認め、戻れる形にしてください。名簿からすぐ外さないことです。

Q. 前日に連絡すべき?

A. 短い一言で、無断の欠席は確実に減ります。日時、場所、持ち物、都合が悪くなった場合の連絡先を書き、返事は求めない形にしてください。

Q. 当日に人が足りない

A. まず役割を組み直し、削れる作業を削ります。片づけなどは参加者に頼めます。無理をして質を落とさず、規模を縮める判断もしてください。

Q. 中止したら会場の費用は?

A. 取り消しの期限と、天候による場合の扱いを、予約のときに確かめておきます。取り消したら速やかに連絡してください。連絡が遅いと、次から借りにくくなります。

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