一般社団法人の設立の流れを5ステップで解説【初めてでもわかる】

一般社団法人設立
一般社団法人の設立は、5つのステップで進みます。順番に沿って解説します。

一般社団法人を設立するには、決められた手順を踏む必要があります。

大きく分けると①基本事項の決定 ②定款作成 ③定款認証 ④設立登記 ⑤設立後の届出の5ステップです。

この記事では、それぞれのステップで何をするのかを、初めての方にもわかるように解説します。

POINT 結論:設立は『基本事項の決定→定款作成→定款認証→設立登記→設立後の届出』の5ステップ。期間は2週間〜1か月が目安です。

ステップ1:基本事項を決める

まず、法人の土台となる基本事項を決めます。

具体的には、名称・主たる事務所の所在地・事業の目的・社員・役員などです。

名称には『一般社団法人』の文字を必ず入れます。

目的は、将来の事業も見据えて幅広く設定しておくのがコツです。

社員は2名以上、理事は1名以上を決めておきます。

ここで決めた内容が次の定款の中身になるため、慎重に検討しましょう。

ステップ2:定款を作成する

基本事項が決まったら、それをもとに定款を作成します。

定款は法人の運営ルールを定めた最重要書類で、絶対的記載事項(目的・名称・所在地など)を漏れなく記載します。

非営利型を目指す場合は、残余財産の帰属に関する定めも忘れずに入れます。

定款のひな形は法務省や公証役場のサイトで入手できますが、目的の書き方など専門的な判断が必要な場面もあります。

ステップ3:定款の認証を受ける

作成した定款は、公証役場で公証人の認証を受けます。

事前に定款案をチェックしてもらい、認証日を予約するのが一般的です。

認証には公証人手数料(約3〜5万円)がかかります。

電子定款にすれば、紙の定款で必要な収入印紙代4万円が不要になります。

ステップ4:設立登記を申請する

認証された定款をもとに、法務局へ設立登記を申請します。

設立登記申請書、就任承諾書、印鑑証明書などを揃えて提出します。

登録免許税は6万円です。

登記が完了すると、法人として正式に成立します。

申請から完了まで1〜2週間程度かかります。

ステップ5:設立後の届出を行う

登記が完了したら、設立後の各種届出を行います。

税務署・都道府県・市町村への法人設立届出、必要に応じて社会保険の手続き、銀行口座の開設などです。

これらを済ませて、ようやく法人としての活動をスムーズに始められます。

なお、理事の任期は2年なので、2年ごとの役員変更登記も忘れないようにしましょう。

よくある質問

Q. 設立にはどれくらいかかる?

A. 準備から登記完了まで2週間〜1か月が目安です。定款認証と登記の審査に時間がかかります。

Q. 設立費用はいくら?

A. 実費の目安は約11万円です。定款認証手数料と登録免許税6万円が中心です。

Q. 自分で全部できる?

A. 可能です。すべて自分で手続きすることもできますが、定款作成など専門的な判断が必要な場面もあります。

Q. 登記はどこでする?

A. 主たる事務所の所在地を管轄する法務局で行います。