一般社団法人の社員の入会・退会ルールは?定款での定め方を解説

一般社団法人法
これから定款を作る方、いまの定款の入会・退会の条文を見直したい方に向けて、どこまでを定款に書き、どこからを規程に任せるかを条文に沿って説明します。

結論から申し上げます。

一般社団法人の定款には、「社員の資格の得喪に関する規定」を必ず書きます(一般法人法11条1項5号)。

「得喪」とは、社員の資格を得ることと失うこと、つまり入会と退会のことです。

法律が決めているのは、退会の側の骨組みだけです。

社員はいつでも退社でき(28条)、死亡・除名などで当然に退社します(29条)。

一方、入会の条件や承認の方法は法律に定めがなく、定款で決めます。

定款には骨組みを書き、申込書の様式や会費の額は規程に任せると、あとで変えやすくなります。

POINT 定款に書くのは「誰が社員になれるか」「どの機関が入会を承認するか」「どうすれば社員でなくなるか」の3点です。金額や様式は入退会規程・会費規程に回します。

入会・退会のルールは定款の必須記載事項

一般法人法11条1項は、定款に必ず書く事項を7つ挙げています。

目的、名称、主たる事務所の所在地、設立時社員の氏名又は名称及び住所、社員の資格の得喪に関する規定、公告方法、事業年度です。

このうち5号が、入会・退会のルールにあたります。

一般法人法では、社員になることを「入社」、社員でなくなることを「退社」と呼びます。

定款では「入会」「退会」と書いてもかまいませんが、その会員が法律上の社員かどうかを明らかにしておきます。

誰が社員かによって、議決権(48条1項)や社員名簿(31条)の対象が決まるからです。

11条1項の各号 内容
1号 目的
2号 名称
3号 主たる事務所の所在地
4号 設立時社員の氏名又は名称及び住所
5号 社員の資格の得喪に関する規定
6号 公告方法
7号 事業年度

4号が「氏名又は名称」としているとおり、個人だけでなく法人も社員になれます。

定款の全体の書き方は一般社団法人の定款の書き方で説明しています。

法律が決めていること・定款で決めること

法律が決めていること・定款で決めること
図:法律が決めていること・定款で決めること

入会と退会では、法律の書きぶりが大きく違います。

退会の側は、28条から30条に最低限のルールが書かれています。

入会の側は、一般法人法に具体的な条文がありません。

そのため、入会の条件・手続・承認機関は、すべて定款の定め方しだいです。

定款に書いていない承認機関が入会を決めると、その人が社員かどうかが後で争われるおそれがあります。

項目 法律の定め 定款・規程で決めること
入会の資格・条件 なし 誰が社員になれるか(11条1項5号)
入会の承認 なし 承認する機関と基準
会費 社員は定款で定めるところにより経費を支払う(27条) 額・決め方・支払時期
任意退社 いつでも退社できる(28条1項) 予告期間・届出の方法(同項ただし書)
法定退社 死亡・解散、総社員の同意、除名、定款の事由(29条) 会費滞納などの退社事由
除名 正当な事由・社員総会の特別決議・弁明の機会(30条・49条2項1号) 除名事由の例示
社員名簿 作成・備置きの義務(31条・32条1項) 記載の時期と管理の担当

入会の条件の決め方

入会の条件は、法人の目的に合わせて設計します。

よく使われるのは、「当法人の目的に賛同して入会した者を社員とする」という定め方です。

専門家団体などでは、資格や業種を条件にすることもあります。

公益認定を受けない一般社団法人なら、条件の付け方に法律上の制限は特にありません。

ただし、条件が厳しすぎると新しい社員を迎えにくくなります。

社員が0人になると法人は解散するため(148条4号)、社員を補充できる条件にしておくことが大切です。

条件は定款に書き切るか、「理事会が別に定める入会基準による」として規程に任せます。

条件の型 定款の書き方の例 向いている団体
目的への賛同のみ 当法人の目的に賛同して入会した個人又は団体 広く参加を募る団体
資格・業種を条件にする 〇〇の資格を有する者で、当法人の目的に賛同するもの 専門家団体・業界団体
地域を条件にする 〇〇市内に住所又は事業所を有する者 地域団体・まちづくり団体
推薦を条件にする 社員2名以上の推薦を受けた者 少人数で運営する団体

表の書き方は一例です。条件を重ねるほど、入会の審査に手間がかかります。

入会を承認する機関の選び方

入会を承認する機関も、定款で決めます。

理事会を置く法人では、理事会の承認とする定め方がよく使われます。

理事会を置かない法人では、代表理事や理事の過半数による承認にすることもあります。

社員総会の承認にすることもできますが、総会を開くまで入会が決まりません。

理事会を置く法人で社員総会に入会を承認させるなら、その旨を定款に書く必要があります。

理事会設置法人の社員総会は、法律と定款で定めた事項に限って決議できるからです(35条2項)。

承認しなかったときに理由を伝えるかどうかも、規程で決めておくと対応が一貫します。

承認機関 早さ 注意点
理事会 理事会の開催頻度しだい 理事会設置法人で一般的。議事録に承認の記録が残る
代表理事 もっとも早い 1人の判断になるため、基準を規程に書いておく
理事の過半数 早い 理事会を置かない法人向け。決定の記録を残す
社員総会 遅い 理事会設置法人では定款に定めが必要(35条2項)

入会金と会費の定め方

社員は、定款で定めるところにより、法人に経費を支払う義務を負います(27条)。

会費を集めるなら、定款にその根拠を書いておきます。

金額まで定款に書くと、改定のたびに定款変更が必要になります。

定款変更は社員総会の特別決議です(146条・49条2項4号)。

そのため、「社員総会において別に定める額を支払う」として、額は別に決める形がよく使われます。

入会金も、法律に定めはありません。取るなら定款か規程に根拠を置きます。

退会時に入会金や前払い会費を返すかどうかも、規程に書いておくと問い合わせに答えやすくなります。

会費の額の決め方は一般社団法人の会費の決め方で扱っています。

入会の手続の流れ

入会の手続の流れ
図:入会の手続の流れ

定款と規程が整ったら、実際の入会は次の順に進めます。

承認した日を社員になった日とするのか、会費の納付を条件にするのかも、規程で決めておきます。

1
入会申込書を受け取る
氏名又は名称・住所・連絡先・会員種別。法人なら代表者名
▼
2
入会の条件を満たすか確認する
定款・入会基準に照らして審査する
▼
3
承認機関で承認する
理事会なら議事録に、代表理事なら決定書に記録を残す
▼
4
本人に結果を通知する
入会日・会費の額と納付期限を知らせる
▼
5
社員名簿に記載する
社員の氏名又は名称及び住所(31条)と入会日
▼
6
入会金・会費を受け取る
規程で納付を入会の条件にしているなら、受領を確認してから入会日とする
入会申込書の記載例

一般社団法人〇〇 代表理事 〇〇〇〇 殿

入会申込書

私は、貴法人の目的に賛同し、定款及び入退会規程を承認のうえ、正会員(社員)として入会を申し込みます。

氏名(団体の場合は名称及び代表者名)〇〇〇〇 住所〇〇〇〇 電話・メール〇〇〇〇

令和〇年〇月〇日

会員の種別が複数ある法人は、どの種別で申し込むのかを選ぶ欄を設けます。社員にあたる種別かどうかが一目でわかるようにします。

退会(任意退社)の定め方

社員は、いつでも退社できます(28条1項)。

ただし、定款で別段の定めを置くことができます(同項ただし書)。

よく使われるのは、予告期間と届出の方法を決める定めです。

日本公証人連合会の定款記載例にも、1か月以上前に予告するという例があります。

予告期間を置いても、やむを得ない事由があれば社員はいつでも退社できます(28条2項)。

「理事会の承認がなければ退会できない」という定めは、この28条の趣旨と合いません。

退会届の様式や提出先は、規程に書いておけば十分です。

退会の定めで決めておくこと

  • 退会届の提出先(代表理事・事務局など)
  • 予告期間(定めるなら何か月前か)
  • 退会の効力が生じる日(届出日か、予告期間の経過日か)
  • 前払い会費・入会金を返すかどうか
  • 退会時点で未納の会費の扱い
  • 理事を兼ねる社員が退会したときの確認の手順

退社届を受けた後の手当てと大量退会への対応は、社員の脱退・大量退会の対処法で説明しています。

資格喪失(法定退社)の事由の定め方

29条は、本人の申出がなくても社員が退社する事由を挙げています。

1号の「定款で定めた事由の発生」は、法人が自分で決められる事由です。

ここに会費の長期滞納などを書いておくと、その事由が生じた時点で退社になります。

定款に書いていない理由で、理事の判断だけで社員を外すことはできません。

書くときは、誰が見ても事由が生じたかを判断できるようにします。

「会費を滞納したとき」だけでは、何年分で該当するのかがわかりません。

「督促を受けてもなお〇年以上会費を滞納したとき」のように、期間と督促の有無まで書きます。

資格喪失の事由 根拠 書き方のポイント
退社したとき 28条 任意退社の条とつなげる
死亡・失踪宣告、団体社員の解散 29条3号 法人の社員の解散も入れておく
会費の長期滞納 29条1号(定款で定めた事由) 期間と督促の有無を明記
入会の条件を満たさなくなったとき 29条1号(定款で定めた事由) 資格要件を置く団体向け
総社員の同意 29条2号 法律上当然の事由として確認的に書く
除名 29条4号・30条 手続は法律が決めている

会費の滞納への対応は会費を払わない会員への対処法で扱っています。

除名の定め方

除名は、法人の側から社員の資格を失わせる手続です。

社員の除名は、正当な事由があるときに限り、社員総会の決議で行います(30条1項)。

この決議は特別決議です(49条2項1号)。

法人は、総会の日から1週間前までに本人へ通知し、総会で弁明する機会を与えます(30条1項)。

除名したことを本人へ通知しなければ、その社員に除名を主張できません(30条2項)。

定款には、除名の事由を例示しておくと判断の目安になります。

「定款その他の規則に違反したとき」「法人の名誉を傷つけ、又は目的に反する行為をしたとき」といった書き方が一般的です。

理事会や代表理事の判断だけで除名できるとする定めは、30条の手続に反します。

除名の流れは一般社団法人の社員の除名で詳しく解説しています。

定款の記載例(入会・退会・資格喪失・除名)

理事会を置く法人を前提にした記載例です。

会員の種別が複数ある場合は、社員にあたる種別を明らかにする条を加えます。

定款の記載例(抜粋)

第〇条(入会) 当法人の目的に賛同し、入会した個人又は団体を社員とする。

2 社員として入会しようとする者は、当法人所定の入会申込書を提出し、理事会の承認を受けなければならない。

第〇条(経費の負担) 社員は、当法人の活動に必要な経費に充てるため、社員総会において別に定める入会金及び会費を支払う義務を負う。

第〇条(任意退会) 社員は、1か月前までに当法人所定の退会届を提出して、任意に退会することができる。

2 前項の規定にかかわらず、やむを得ない事由があるときは、社員はいつでも退会することができる。

第〇条(資格の喪失) 社員は、次の各号のいずれかに該当するときは、その資格を喪失する。(1)退会したとき(2)死亡し、若しくは失踪の宣告を受け、又は団体である社員が解散したとき(3)督促を受けたにもかかわらず〇年以上会費を滞納したとき(4)総社員の同意があったとき(5)除名されたとき

第〇条(除名) 社員が次の各号のいずれかに該当するときは、社員総会の決議によって除名することができる。(1)この定款その他の規則に違反したとき(2)当法人の名誉を傷つけ、又は目的に反する行為をしたとき(3)その他除名すべき正当な事由があるとき

第〇条(入退会規程) 入会及び退会の手続その他必要な事項は、理事会の決議により別に定める。

一般的な書き方の一例です。理事会を置かない法人では「理事会」を「理事」などに置き換えます。除名の手続(1週間前の通知・弁明の機会・特別決議)は一般法人法30条・49条2項1号が直接定めています。

入退会規程に任せること

定款に書いた骨組みを動かすための細かな決めごとは、入退会規程に回します。

規程の改正は、定款で決めた機関(上の例では理事会)の決議で行えます。

定款変更のように社員総会の特別決議を要しないため、運用に合わせて見直しやすくなります。

入退会規程に書く項目

  • 入会申込書・退会届の様式と提出先
  • 入会の審査の基準と、承認しなかったときの通知の方法
  • 入会日の決め方(承認日か、会費の納付日か)
  • 入会金・会費の額、納付期限、途中入会の月割りの有無
  • 退会時の会費の返還の有無と、未納分の扱い
  • 会費滞納の督促の回数と時期
  • 住所・連絡先が変わったときの届出の方法
  • 会員の個人情報の利用目的と管理の担当

会員規約全体の作り方は一般社団法人の会員規約の作り方にまとめています。

入退会の記録と社員名簿

入会と退会があるたびに、社員名簿を直します。

社員名簿は、社員の氏名又は名称及び住所を記載する名簿で、作成が義務です(31条)。

名簿は主たる事務所に備え置き、社員は理由を明らかにして閲覧や謄写を請求できます(32条1項・2項)。

社員への通知は、社員名簿の住所あてに発すれば足ります(33条1項)。

名簿の住所が古いままだと、招集通知が届かず、総会の手続が争われる原因になります。

入会日・退会日・退会の理由まで記録しておくと、ある日時点の社員が誰だったかを後から確かめられます。

社員の氏名は登記事項ではありません(301条2項)。入会や退会だけで登記をする必要はありません。

記録するもの 保管先 役に立つ場面
入会申込書 事務局 入会の意思と条件の確認
入会承認の記録(理事会議事録など) 事務局 その人が社員かどうかの証明
退会届・資格喪失の記録 事務局 退会日の確定・会費の精算
社員名簿 主たる事務所(32条1項) 招集通知・定足数の計算・閲覧請求

名簿の詳しい管理方法は一般社団法人の社員名簿で説明しています。

定款の入退会の条項を変えるには

入退会の条項は定款の一部なので、変えるには定款変更が必要です。

定款変更は社員総会の決議で行い(146条)、その決議は特別決議です(49条2項4号)。

総社員の半数以上で、総社員の議決権の3分の2以上の賛成が必要です。

公証人の認証が必要なのは設立時の定款です(13条)。設立後の定款変更に認証は要りません。

入退会の条項は登記事項でもないため、変更の登記も要りません(301条2項)。

変えた後は、新しい定款を事務所に備え置き、会員にも周知します。

1
変える条文を決める
入会の条件・承認機関・退会の予告期間・資格喪失の事由など
▼
2
理事会で議案を決める
理事会設置法人は社員総会の目的事項を理事会で決める
▼
3
社員総会を招集する
議題と定款変更案を通知する
▼
4
特別決議で可決する
総社員の半数以上・総社員の議決権の3分の2以上(49条2項4号)
▼
5
定款を差し替え、規程を合わせて直す
議事録を作成し、会員に新しいルールを知らせる

定款変更の手順は一般社団法人の定款変更の手続きで詳しく説明しています。

公益社団法人・NPO法人の制約

公益認定を目指す法人やNPO法人では、入会の条件の付け方に制限があります。

公益社団法人になるには、公益認定の基準を満たす必要があります。

基準の一つは、社員の資格の得喪に不当に差別的な条件などを付けないことです(公益認定法5条17号イ)。

社員の議決権について、提供した金銭などの額に応じて差をつけないことも基準です(同号ロ(2))。

NPO法人は、社員の資格の得喪に不当な条件を付けないことが法人の要件です(NPO法2条2項1号イ)。

NPO法人の定款にも「社員の資格の得喪に関する事項」を書きます(NPO法11条1項5号)。

NPO法人は10人以上の社員を有することが設立の認証の基準です(NPO法12条1項4号)。

論点 一般社団法人 公益社団法人 NPO法人
入会の条件 定款で自由に設計(11条1項5号) 不当に差別的な条件は不可(認定法5条17号イ) 不当な条件は不可(NPO法2条2項1号イ)
社員の人数 設立時は2人以上が必要と解される(10条1項)。設立後は0人で解散(148条4号) 同じ 10人以上(NPO法12条1項4号)
退会 いつでも可・定款で予告期間(28条) 同じ 定款で定める(NPO法11条1項5号)

NPO法人の入退会はNPO法人の会員の種類とNPO法人の退会と除名で扱っています。

入会・退会の定めでよくある誤解

誤解1:入会の手続は法律が決めている。

一般法人法に入会の手続の条文はありません。

定款の「社員の資格の得喪に関する規定」で決めます(11条1項5号)。

誤解2:退会には理事会の承認が要ると定めてよい。

社員はいつでも退社でき、定款で予告期間を置いてもやむを得ない事由があれば退社できます(28条)。

誤解3:会費の額は定款に書かなければならない。

27条は「定款で定めるところにより」としています。

額は社員総会などで別に定める形が使えます。

誤解4:会費を滞納した社員は理事が外してよい。

定款に資格喪失の事由として書いてあるか、除名の手続を経る必要があります(29条1号・30条)。

誤解5:入会や退会のたびに登記が要る。

社員の氏名は登記事項ではありません(301条2項)。

直すのは社員名簿です(31条)。

誤解6:会員はすべて社員である。社員になるのは、定款が社員と定めた会員だけです。賛助会員を社員にしない定款が一般的です。

社員と会員の区別は賛助会員と正会員の違いで詳しく説明しています。

一般社団法人の社員の入会・退会についてよくある質問

Q. 社員の入会・退会のルールは定款に書かなければなりませんか?

A. 書かなければなりません。「社員の資格の得喪に関する規定」は定款に必ず書く事項です(一般法人法11条1項5号)。入会の条件と承認の方法、退会と資格喪失の事由を定めます。

Q. 入会を承認するのは誰ですか?

A. 法律に定めはなく、定款で決めます。理事会設置法人では理事会の承認とする例が多く、理事会のない法人では代表理事や理事の過半数とする例もあります。理事会設置法人で社員総会に承認させるなら定款に定めが必要です(一般法人法35条2項)。

Q. 入会を断ることはできますか?

A. 公益認定を受けない一般社団法人では、定款の入会条件に照らして承認しないことができます。公益社団法人は不当に差別的な条件を付けられず(公益認定法5条17号イ)、NPO法人は不当な条件を付けられません(NPO法2条2項1号イ)。

Q. 退会に理事会の承認を条件にできますか?

A. 社員はいつでも退社できるのが原則です(一般法人法28条1項)。定款で予告期間を置くことはできますが、やむを得ない事由があればいつでも退社できます(同条2項)。承認しないことで退会を止める定めは28条の趣旨と合いません。

Q. 会費を滞納した社員を退会扱いにできますか?

A. 定款に「督促を受けてもなお〇年以上会費を滞納したとき」のような資格喪失の事由を書いておけば、その事由が生じた時点で退社になります(一般法人法29条1号)。定款に定めがなければ、除名の手続(30条)によります。

Q. 会費の額は定款に書く必要がありますか?

A. 必須ではありません。社員は定款で定めるところにより経費を支払う義務を負うため(一般法人法27条)、定款には根拠を書き、額は社員総会で別に定める形が使えます。額を定款に書くと改定のたびに特別決議が必要です(146条・49条2項4号)。

Q. 入会・退会のたびに登記は必要ですか?

A. 必要ありません。社員の氏名は登記事項ではないためです(一般法人法301条2項)。社員名簿(31条)を直し、入会日・退会日を記録しておきます。

Q. 入退会の条項を変えるにはどうすればよいですか?

A. 定款変更として社員総会の特別決議を行います(一般法人法146条・49条2項4号)。設立後の定款変更には公証人の認証は要りません(13条は設立時の定款の規定)。

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