この疑問にお答えします。
今回のテーマ
一般社団法人を設立するまでの期間
一般社団法人の設立までの流れ
一般社団法人の設立に必要な期間
【結論】2~3週間です。
一般社団法人の設立日は『法務局に登記申請した日』になります。
設立準備を始めてから登記申請まで約1週間ほどかかります。
登記申請から法務局で審査が行われ、その審査期間が1週間ほど必要です。
合計すると一般社団法人を設立するのに2~3週間程度の期間がかかります。
一般社団法人設立の流れ
一般社団法人の設立までの流れは以下の通りです。
- 設立に必要な人員確保
- 定款の作成
- 定款の認証
- 登記申請
- 設立完了
①設立に必要な人員確保
一般社団法人を設立するには最低2人以上必要です。
原則1人では設立できません。
まずは2人以上の人数確保を確保します。
②定款作成
必要な人数が揃ったら、法人の基本事項ともいえる『定款』を作成します。
定款とは法人の規則が書かれたルールブックのようなものです。
例:法人の名称、所在地、社員の氏名・住所、事業年度、法人の目的…。
定款は設立者が共同で作成することになります。
なお、定款は行政書士や司法書士のような専門家に作ってもらうこともできます。
③定款認証
定款の作成が完了すると、その定款が適法な内容になっているかを公証役場にチェックしてもらいます。
これが定款認証です。
定款は作っただけではダメで、ちゃんと法律違反等していないか『公証人』という人にチェックしてもらって公証人のお墨付きをもらわなければなりません。
公証役場は各都道府県に複数ヵ所あります。
定款認証を受ける公証役場は設立する都道府県内であればどこで受けても構いません。
例えば、愛知県で一般社団法人を設立するなら愛知県内にある公証役場であればどこの公証役場でもOKです。
④登記申請
定款認証が終わると、最後に法務局へ登記申請します。
申請する法務局は『主たる事務所を管轄している法務局』になります。
登記申請日が法人成立日になります。
ここまでの手続きに要する期間は個人差はありますが1~2週間程度で完了すると思います。
法務局で登記申請後、そこから登記されるまでの期間がおよそ1週間程度かかります。
これらを勘案すると設立まで2~3週間程度は必要です。
一般社団法人設立に必要な期間【まとめ】
一般社団法人が設立するまでにおよそ2~3週間程度はかかります。
この期間はある程度一般社団法人として活動の方向性や社員が定まった状態で、あとは設立手続きをするだけの状態です。
設立手続きは必要以上に時間がかかることもあります。
手続きが大変であったり、なるべく早く設立を完了したい場合は専門家に依頼するのも1つの方法だと思います。
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